著者紹介

「進むも地獄 退くも地獄」の中国経済

さまざまな変化が起こっている中国。中でも注目すべきは、全人代の要職にある人物や民間人らが堂々と政府の実施した経済政策を批判する動きだ。

インフレに不動産バブル ダブルパンチに喘ぐ中国

庶民を苦しめるインフレの大波に加えて、在庫を抱え始め、不動産バブル崩壊の足音が聞こえ始めた中国。硬着陸はもう目の前に迫っている。

海軍病院船派遣の申し出 中国の震災支援と下心

日本にとって脅威でもある中国海軍の病院船を、被災地へ派遣する申し出が中国からあった。一筋縄ではいかない中国の震災支援とは。

中国は次なるエジプトとなるのか

エジプト革命を受け、世界最大の独裁国家・中国が情報隠しに躍起になっている。その一方で、中国鉄道相を解任するとの奇妙な事件が起きた。

胡錦濤の顔に泥を塗った軍の独走

ゲーツ国防長官が訪中中、次世代ステルス戦闘機の飛行実験を行った中国。この件から、胡錦濤ら党中央のある苦悩が浮かび上がってくる。

物価急騰の中国　 今年の「流行語」はこれ

急激な物価上昇が続いている中国。生活を圧迫されている消費者たちが日々の生活防衛に必死になる一方で、さまざまな流行語が生まれている。

時限爆弾を抱え続けたまま 膨脹する中国経済

第3四半期の中国経済に関する統計が発表された。GDPは9.6％増加したとの数字だけみれば依然として中国経済は好調に見えるが、時限爆弾は抱えたままだ。

尖閣問題は第2ラウンドへ

尖閣諸島問題　緊急特集（6）

軟化の姿勢に転じたとみられる中国政府。だが、ロシアとともに領土問題での「対日共闘」をアピールするなど、着々と布石を打ち始めている。

胡錦濤・金正日会談 隠れた主役は米国

金総書記が再び電撃訪中した。これは後継者擁立問題だけでない。中朝が協力して対処しなければならない国際情勢の重大な変化があったのだ。

一斉にボロを出し始めた 中国経済の行く末

統計上、依然として高い成長率を維持している中国。だが、足元ではこの4月以降、あらゆる面から「凶兆」ともいうべき異変が生じ始めている。

菅首相の誕生 熱烈歓迎する中国の胸中

菅直人内閣が発足した。鳩山由紀夫前首相は過去の人のごとく忘れ去られる一方で、中国では菅首相就任に対して安堵と歓迎ムードが広がっている。

中国バブルの実態暴いた大学教授の調査

「気の狂った賭博場」と化した中国の不動産市場。最近、中国バブルの実態を暴いた、ある調査が発表された。そこに記された衝撃の事実とは。

中国人男性 仰天の「嫁探し」作戦

誰もが知っている中国の一人っ子政策。だが、この政策で3400万人もの結婚できない男性が生み出されている。仰天の嫁探し作戦とは一体･･･。

実家に帰るのが恐い 中国で「恐帰族」急増中

毎年多くの人が帰郷する中国の旧正月（春節）で、ある異変が起きた。帰省するのを恐れる若者が急増したのだ。なぜこんなことが起きたのか。

中華VSアングロサクソン 冷戦時代到来か？

いま、イギリス人の死刑執行に伴う中国の喧嘩腰外交により、英中間の緊張が高まっている。いよいよ中華ＶＳアングロサクソン冷戦時代が幕開けか？

09年中国のキーワードはバブルと蟻族

まもなく終わる2009年。巨大国・中国にとって、この1年はどのような年だったのか。3つのキーワードからこれからの中国の行方を占う。

オバマ発言も言論統制する 中国政府の足元

中国が「言論統制社会」であることは論を俟たない。それは、オバマ大統領の訪中の際にも起こった。その象徴的な出来事とは――。

鳩山政権をベタ褒めしない中国の腹の内

いよいよ誕生した鳩山政権に素早い反応を示した中国政府とその代弁者たる国内メディア。そこから浮かび上がってくる中国政府の腹の内とは――。